oreさんが個人的に欲しかったそうで、でも近所のファミマで扱ってなかったらしく、店舗調べたらウチから数駅のところに即日受取可のイオンがあったので、お金もらって買ってきました。
パシリだって?そいつは違うぜ。後日オクトバにも掲載予定なので、取材です。
端末やガジェットのレビューは何度かやったけど毎回宅配使って買ってたし、お店まで買いに行くところからってのは初めてですごいワクワクしましたw
貴重な体験をさせてくださったoreさんに改めて感謝します。
店のカウンターでパシャリ。
最近気づいたんだけどZのレンズに傷(シール剥がした跡みたいな汚れ)がついちゃって、しかも拭いても落ちなくてボケボケ(´Д`)
早くZ3 Compact出してくれないとAQUOS ZETA SH-04Fに乗り換えちゃうぞ。
Xperiaソックリな外観(ただし側面は角ばっており、形状はほぼ六角形)であの「Beautiful!!」としかいえないベゼルの狭さ、魅力的なグリップマジックなどに心が揺らぐものの、ぶっちゃけガラパゴスな古臭いナビバーとrootの心配に加えて厚さが気になる(形状のせいでXperiaの倍くらい厚く思える。実際親指の届く範囲がZ2の半分しかない)ので即決には思いとどまりましたが。
てかその隣に陳列されたAQUOS PADいいわ。ズルトラより欲しいかもしれない。タブレット1台ほしい。
あまり目移りしても困るので、ついでに充電ケーブルと2.1A対応の2ラインアダプタ買って帰ってきました。
充電専用のmicroUSBケーブルで3メートルのタイプがあったので遠くの電源から引っ張ってこれるようになりましたww
で、開封。
中身は至って普通のAndroidです。
写真ないけどブートアニメはGeaneeのロゴとAndroidロゴでした。このAndroidロゴがGingerbread全盛期の古臭い丸いフォントだったのがちょっと気になる。
デュアルSIMには
※今回は白ロム(端末のみ)購入しました。契約不要のため本体代金を一括で支払いです。
※標準サイズとマイクロサイズのSIMスロットがついていますが、使用する際は必ず
■追記
上記デュアルSIMに関しては買う時にイオンの店員さんが念押しで言ってきたためそのまま記載していましたが、切換えにも対応しているようです。訂正しますm(_ _)m
プリインアプリはこんだけ。
Nexusにイオンお買い物アプリが入ったような感じです。地味にSimejiもプリイン。なんでやねん。
残念ながらKitKatのためAndroid Lのあのチョコみたいな壁紙は入っていません。
が、動画ファイルを壁紙にセットできる機能がついてました。これNexusにあるっけ?
1個プリセットされていますがなかなかよさ気。
※ただし解像度が低い(イオンスマホはローエンド~ミッドレンジあたりのスペックです)のではっきり言えば綺麗ではないです。960x540px(スクショの解像度)
プリインの雨の壁紙がお気に入り。
QuickSettings(クイックパネル)には驚かされました。
やるじゃんイオン。
長年Xperiaを使ってきて、現在のZで特に有用だと感じているトグルは、
サウンド
画面の明るさ
画面の自動回転
設定
です。全部入ってる。
「再起動」「画面のキャスト」がここにあるのもGoodですよね。ちなみに電源メニューにも「再起動」はあります。
「画面のキャスト」は可能でした。Chromecastアプリも不要で(自動サーチしてくれた)。
レスポンスもよく、(それでも若干(0.5秒ほど)タイムラグはあるものの)Chromeのタブを飛ばした時より遥かに動きが良いです。音も出たし。
これと直接関係はないけど、Screenrecordでは「録音」ができないのが最大のネックなんですよね。
設定画面には「SIM管理」項目が。興味深いけどSIM2枚持ってないので試せません。
※更に具体的にいうと、電話帳が入ってるSIMを新しい端末に入れる場合は心情的にセキュリティアプリが欲しくなりますが、そうなると「Avast!」を購入している自分のGoogleアカウントも紐付けなきゃならないんです。お渡しする前に初期化するとはいえoreさんの端末にそこまでするのも気が引けます。
バージョンは4.4.2です。Lはともかく4.4.4は来るんでしょうか?
今見たらアップデートが来てました。
といってもビルド番号がv1.0.0.7からv1.0.0.8になるだけの超マイナーなもののようです。
バグフィックスかな?
気を取り直して、設定を見ていきます。
オーディオをプロファイル管理できるのは良い、かな?左下の「+」からプロファイルを作れます。
BTテザリングにも対応。ほとんどカスタムがされていない、純粋なAndroidが載っている印象です。
安さによる最大の障壁がこのRAMの少なさ。512MB搭載、456MB使えるようです。
普通に操作してても微フリーズやカクツキは結構起きます。ただ、クアッドコア(1.3GHz)CPUと、軽量で名高いKitKatを搭載しているので処理に問題はなく、"詰まり"さえしなければサクサク動いてはくれます。
UIが変わってからGoogle+がやたら重たいので、使う際は要注意かも?
使わないなら同期切っちゃえばいいです。設定→アカウント→Google
デフォルト状態では日本語IMEが有効化されていません。
プリインのSimejiを有効化するか、Google Playから好きなIMEを入れるかする必要があります。
僕のオススメはArtIME。権限がたった1つしかなく、機能性は充実、見た目も楽しいです。
開発者向けオプションは(隠されているものの)あるので、ARTランタイムも選べます。使ってないけど…。
ソフトウェア面のファーストインプレッションはこんなところです。
続いてハードウェア面。
サイズおよび質感、グリップ感は良好……というかGalaxyソックリです。
でかいわりに薄く感じるところとかもそうですが、背面カバーの硬さはGalaxy Nexusに通じるものがあります。電池パックも薄い気がする。
スクリーンショットは一般的なAndroidと同じく、電源とボリュームダウン長押しです。
HTC/Galaxyなどと同じようにナビバーを画面外に置いている点はメリットとデメリットがどちらもあり、
メリットとしては当然、解像度をフルに使って描画できる点、いちいち隠す必要がない点があげられます。
デメリットとしてはタッチレスポンスが若干悪く(完全に平面のため押した実感がない、画面外に置くならハードキーでもいいのかもね…)、ライトアップもされるためバッテリードレインのリスクも抱えます(ただしこちらは常時点灯するわけではないです)。
カメラの性能はこんな感じ。カラッとした天気じゃなくてアレですが…。
デフォルトの解像度は2560x1440pxです。HDRモードなど多彩な設定はあったので、普通に使えると思います。
続いて個人的に感じた落とし穴について。
落とし穴①:ハードキーの使い勝手が異なる
個人的な意見になりますが、バックキーが右側にあるのは相当の違和感があります。ICSで左右逆転現象は一度起こっているので、まったく未経験というわけではないですが。
そしてFXC-5Aには履歴キーがありません。3つのナビバーは、左から「メニュー」「ホーム」「バック」です。
画面外に置いたためか、ナビリングは出ません。Galaxyも出ないんでしたっけ?
更にホームキーが3つの役割を持っており、
- タップするとホームキー
- ダブルタップすると履歴キー
- 長押しするとGoogle Now
となります。
ついでにいうとmicroUSB端子の向きもNexus 5と逆です。
落とし穴②:ADBドライバ未提供
ADBドライバがないと「USBデバッグ」が使えません。そうなるとKitKatの裏ワザ(※)の1つ「Screenrecord」ができません。
同時にADB接続が不可能となるため、Heliumなども使えないかもしれません。
※USBデバッグを使用するための「開発者向けオプション」が隠しコマンドのため裏ワザとしています
電話とメールで問い合わせて「提供しておりませんよ?」としれっと応えられた時は正直唖然…。
まぁ激安だしそこらへんは未タッチなのかな。
(電話した時「若い方も使うのでそういった機能は搭載しないことにしている」とまで言われました。じゃ今画面に映ってる開発者向けオプションは何だと聞いたら、しぶしぶ教えてくれました)。
まぁ決して珍しいことでもなく、今までもADBドライバ未提供の端末はいくつか市販されています。
しょうがないのでGoogle USB Driverを使います。
こっちはこっちで長くなるので、別ポストとしてアップします。
総評としては、金額分のポテンシャルは十分持っていると思います。
Androidはカスタマイズこそが醍醐味、Google PlayだけでなくADB接続も可能でしたので、RAMさえ持てばなんとかなるかな?というところ。
そんな感じ!